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シークエンスダンスはイギリス及びヨーロッパのボールルーム(舞踏室)では、そこに出席している人たちが一斉に輪になって踊りだす、ポピュラーなダンスです。
その多くは、ボールルーム・ダンスのフィガーを16小節(例外的には8小節32小節等もあります)にまとめて構成・振り付けしたもので、作品としても素晴らしい上に、アマルガメーションとしても短いので、少しでもダンスを知っている人なら簡単に覚えられ、楽しむことが出来ます。
現在日本では、競技ダンスの発展が先行し、コミュニケーション・ツールとしてのダンスの発展は立ち遅れてしまいました。しかし今日の日本のダンスの年齢層は幅広く、ジュブナイルからグランド・シニア迄と、おおよそ三世代にわたっています。
もしそれぞれの世代がシークエンスダンスを知っていれば、「国籍」「年齢」「地域」の別なくダンスを共有し、コミュニケーションとしての、生涯スポーツとしての、ダンスが楽しめる事が出来ると言う訳なのです。
昨今は日本でもプロ・アマ・インストラクターの地道な普及活動により、各地でシークエンスダンスが踊られるようになりました。
このダンスの魅力は「大勢の人が一斉に一つの輪になって、同じ振り付けを繰り返し踊る」と言う事にあります。
シークエンス・ダンスはたくさんの「出逢い」を作ります。覚えやすく、踊りやすいシークエンス・ダンスはベテランから初心者まで、ダンスの愛好者全ての人にとって楽しいダンスです。
この素晴らしい「シークエンスダンスの輪」を日本全国に広げ、技術の向上を図ると共に、ダンスの輪を通じてもっともっと多くの出逢いと、その喜びを広げていきたいものと活動しています。
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