もっと知りたいシークエンスダンス
           
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「シークエンスダンス」ってどんなダンス?
シークエンスダンスはイギリス及びヨーロッパのボールルーム(舞踏室)では、そこに出席している人たちが一斉に輪になって踊りだす、ポピュラーなダンスです。

その多くは、ボールルーム・ダンスのフィガーを16小節(例外的には8小節32小節等もあります)にまとめて構成・振り付けしたもので、作品としても素晴らしい上に、アマルガメーションとしても短いので、少しでもダンスを知っている人なら簡単に覚えられ、楽しむことが出来ます。

現在日本では、競技ダンスの発展が先行し、コミュニケーション・ツールとしてのダンスの発展は立ち遅れてしまいました。しかし今日の日本のダンスの年齢層は幅広く、ジュブナイルからグランド・シニア迄と、おおよそ三世代にわたっています。
もしそれぞれの世代がシークエンスダンスを知っていれば、「国籍」「年齢」「地域」の別なくダンスを共有し、コミュニケーションとしての、生涯スポーツとしての、ダンスが楽しめる事が出来ると言う訳なのです。

昨今は日本でもプロ・アマ・インストラクターの地道な普及活動により、各地でシークエンスダンスが踊られるようになりました。

このダンスの魅力は「大勢の人が一斉に一つの輪になって、同じ振り付けを繰り返し踊る」と言う事にあります。
シークエンス・ダンスはたくさんの「出逢い」を作ります。覚えやすく、踊りやすいシークエンス・ダンスはベテランから初心者まで、ダンスの愛好者全ての人にとって楽しいダンスです。

この素晴らしい「シークエンスダンスの輪」を日本全国に広げ、技術の向上を図ると共に、ダンスの輪を通じてもっともっと多くの出逢いと、その喜びを広げていきたいものと活動しています。
 
「シークエンスダンス」の歴史
  シークエンスダンスは、フランスの宮廷舞踏に起源を持ち、19世紀初頭に現在の形に整えられて普及してきました。
それ以前、これらは民族舞踊から端を発したものでしたが17世紀前後のルイ王朝時代、宮廷に愛された著名な音楽家や舞踏家たちにより、数多くの作品が宮廷で踊られるようになり、バレエのテクニックと宮廷のマナーが加わったエレガントなダンスとして普及されてきました。現在でもその振り付けの幾つかは音楽と 一対になって伝統的に継承されています。いわゆる「オールド・タイム・ダンス(クラシカル・シークエンス)」がそれです。

その後、英国スタイルのボールルーム・ダンスの台頭にともない、新たに「モダン(スタンダード)・シークエンス」及び「ラテンアメリカン・シークエンス」が加わり、現在の
@「クラシカル・シークエンス」
A「モダン・シークエンス」
B「ラテン・シークエンス」の3部門の体系となりました。

英国では、毎年秋にブラックプールで開催されている「ブラックプール・シークエンスダンス・フェスティバル」をはじめとして、各地で様々なシークエンスダンスの競技会が開催され、新しい作品が発表され、そのうちで人気を得た振り付けが、世界的なレパートリーとして踊り継がれ、現在では100種類以上 のシークエンス・ダンスが、多くの愛好家によって、楽しく踊られています。
 
  メモ:シークエンスダンス(Sequence Dance)は、国内で「シークェンスダンス」、あるいは「シーケンスダンス」と表記される場合もありますが、当スクールではJBDFの標準となっております「シークエンスダンス」を使用しています。
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